当サイトはJAF・電池工業会・国土交通省など公的機関や団体の公開情報と、自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。バッテリーの位置や救援の手順は車種・年式によって異なるため、お乗りの車の取扱説明書で確認してください。ロードサービスの料金や補償の範囲は契約や時期で変わるため、ご利用前に各サービスの公式情報で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
バッテリーが上がって、保険のロードサービスを呼ぼうか迷っている。『でも、保険を使ったら等級が下がって、来年の保険料が上がるんじゃ…』と、電話の手が止まっている方も多いはずです。
結論から言うと、バッテリー上がりでロードサービスだけを使った場合、等級は下がらないと明記している保険会社がほとんどです。この記事では、等級に影響しない範囲と、影響が出る場合の違い、契約で確かめておきたい項目が分かります。
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バッテリー上がりでロードサービスを使っても等級は下がらない
この記事を書くにあたって保険会社11社の公式ページを確かめたところ、11社すべてが「ロードサービスだけの利用は等級(保険料)に影響しない」と明記していました。バッテリー上がりの時は、等級を気にせず連絡して大丈夫なケースがほとんどです。
『保険を使う=等級が下がる』というイメージ、ありますよね。
実は、事故で保険金を受け取るのと、ロードサービスを使うのとは、別の扱いなんです。
ある保険会社の約款では、ロードサービスの特約で費用を払っても、それだけでは等級の計算に使う「事故件数」に数えないと書かれています。特約だけの利用を「ノーカウント事故」と呼んでいる会社もありました。
今すぐ連絡する前に見ておくこと
- 安全な場所にいるか、ハザードランプをつけたか
- 保険証券や保険会社の案内に、ロードサービスが載っているか
- ロードサービスの窓口の電話番号
- 車検証(契約している車かどうかを確かめるため)
保険のロードサービスの呼び方や、電話で伝えることは自動車保険のロードサービスでバッテリー上がりを直すで紹介しています。
ロードサービスだけ使う場合と、事故で保険を使う場合の違い
ここで一度、見方を変えて比べてみます。
「保険を使う」といっても、何の補償を使うかで、等級への影響はまったく違います。
| 比べる点 | ロードサービスだけ使う | 車両保険などで保険金を受け取る |
|---|---|---|
| 主な場面 | バッテリー上がり・パンクなどの応急作業 | 事故で車が壊れた時の修理など |
| 等級への影響 | 影響しないと明記する会社がほとんど | 別の扱い。等級に影響することがある |
| 翌年の保険料 | ロードサービスだけなら影響しないと明記する会社が多い | 等級の変わり方しだいで変わることがある |
| 確かめる先 | 保険会社のロードサービスの案内 | 保険会社の事故受付・契約内容 |

ロードサービスだけの利用は等級に影響しない、と書いている会社でも、「車両保険など他の補償で保険金を受け取った場合は別」と明記しているところがあります。
バッテリー上がりの作業と、同時に起きたことは分けて考える
例えば、バッテリー上がりで呼んだついでに、別の事故の傷も保険で直したい、という場合です。
この時、エンジンをかける作業はロードサービス、傷の修理は車両保険、というように別々の補償になることがあります。
等級への影響が出るのは、保険金を受け取る補償の方です。気になる時は、電話の時点で「これは等級に関係しますか」と聞いてみてください。
等級がどう変わるか、保険料がいくら変わるかは、契約の内容や保険会社の制度で違います。この記事では具体的な数字は書きません。契約している保険会社の案内で確かめてください。
等級は下がらなくても、気をつけたいこと
等級に影響しないなら何度使っても大丈夫、と思いがちですよね。
ただ、等級とは別に、使える回数や対象に決まりがある会社もあるんです。
- ロードサービスだけの利用は等級に影響しないと明記する会社がほとんど
- 翌年の保険料にも影響しないと書く会社が多い
- 事故でなく故障でも使える
- バッテリー上がりの回数に上限がある会社もある
- 対象は契約している車だけの会社が多い
- 事前連絡なしで業者を呼ぶと対象外になることも
バッテリー上がりの回数に上限がある会社も
今回確かめた11社のうち、バッテリー上がりの回数を「制限なし」と明記していたのは3社でした。記載がない会社が2社、制限がある会社が5社です。
制限がある5社は、保険期間中1回が3社、2回が1社、3回が1社でした。
上限を使い切ると、等級は関係なく、そもそも無料で使えなくなります。その時はJAFなど、ほかの連絡先を考えておきましょう。JAFの料金はJAFのバッテリー上がり対応でまとめています。
うっかり(過失)で上がった時はどうなる?
『ライトをつけっぱなしにした自分の過失だから、保険は使えないかも』と心配する方もいます。
上がった理由が自分のうっかりかどうかで等級が変わる、という記載は、今回確かめた保険会社のページにはありませんでした。等級に関係するのは、上がった理由ではなく、どの補償を使ったかです。
ただし、ある保険会社の規約には、前回の利用時にバッテリーの点検・交換を勧められたのに対応せず、同じ車で再び上がった場合は対象外、と書かれていました。
一度ロードサービスでエンジンをかけてもらった後、点検も交換もしないまま乗り続ける。次に上がった時に、回数の上限や規約でサービスが使えないことがあります。
一度上がったら、早めにバッテリーを点検してもらうのが安心です。JAFの案内でも、始動に成功してもバッテリーの劣化は改善しないとされています。
自分で業者を呼ぶと、保険で払えないことも
保険会社のロードサービスは、事前に保険会社へ連絡することを条件にしている会社が多くあります。
損保協会は、ロードサービス業者を利用した後に保険金を請求しても、費用の全額を受け取れないことがあると注意を呼びかけています。等級より前に、まず保険会社に電話するのが順番です。
等級は下がらなくても、お金がかかる部分はある
『等級に影響しないなら、全部タダなんだよね?』と思う方もいるかもしれません。
実は、ロードサービスで無料になるのは、主に現場でエンジンをかける作業です。今回確かめた11社のうち7社は、バッテリー本体や部品の代金、充電の費用を自己負担と明記していました。
| かかるもの | 保険のロードサービスでの扱い |
|---|---|
| ケーブルをつないでエンジンをかける作業 | 無料の対象にしている会社がほとんど |
| バッテリーの点検 | 無料の対象に含める会社もある |
| バッテリー本体・部品の代金 | 自己負担と明記する会社が多い |
| バッテリーの充電 | 対象外・自己負担と明記する会社がある |
等級とお金の話は、分けて考えると分かりやすいです。
電話の時に、こんなふうに聞いておくと安心ですよ。
「エンジンをかけてもらうだけなら、費用はかかりませんか」
「バッテリーを交換する場合は、本体代が自己負担になります」
契約で確かめておきたい項目
等級の心配がなくなったら、あとは自分の契約で使えるかどうかです。
保険証券や保険会社の案内で、次の項目を見ておきましょう。
- ロードサービスが自動で付いているか、特約で選ぶ方式か
- ロードサービスだけの利用は等級に影響しないと書かれているか
- バッテリー上がりは保険期間中に何回まで使えるか
- 対象は契約している車だけか
- 事前連絡が必要か、窓口の番号はどこに載っているか

同じ保険会社でも、保険の始まった時期(始期日)で回数の決まりが変わった例もありました。更新の時に案内が届いたら、ロードサービスの欄だけでも目を通しておくと安心です。
回数や対象の車が気になるならJAFも選択肢
保険のロードサービスは、多くの会社で契約している車だけが対象です。借りた車や家族の車で上がった時は、使えないことがあります。
一方、JAFは「人」に付くサービスで、会員本人ならレンタカーや他人の車でも使えます。JAFの比較表では、利用回数も「制限なし」です。
JAFは保険ではないので、使っても自動車保険の等級とは関係ありません。保険の回数を残しておきたい方や、いろいろな車に乗る方は、両方を使い分けるのも一つの方法です。
何度も上がる車は、乗り続けるかも考える
ロードサービスの回数を気にするほど何度も上がる車は、バッテリーの寿命や、充電の仕組みの不調も考えられます。
交換や修理の費用が重なりそうなら、今の車の価値と比べてみるのも一つの方法です。手放す時は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあるので、先に相場を知っておくと判断しやすくなります。
よくある相談:バッテリー上がりと保険の等級
ネットの相談サイトに寄せられている、バッテリー上がりと保険の等級についての質問から、よく見られるものを要約して紹介します。
相談1 バッテリー上がりで保険を使うと、保険料は上がる?
通勤には使っていない車でバッテリーが上がり、保険を使うと保険料に響くのか、という相談です。
ロードサービスだけの利用なら、等級に影響しないと明記している保険会社がほとんどです。今回確かめた11社はすべて、そう書いていました。
保険料の細かい決まりは契約によって違うので、気になる時は保険会社に確かめてみてください。
相談2 自宅で上がった時に無料ロードサービスを使うと、等級は下がる?
自宅の駐車場でバッテリーが上がった時に、保険の無料ロードサービスを使ってよいか、等級は下がるのかという質問です。
ロードサービスだけの利用なら、場所に関係なく等級の扱いは同じです。ただ、自宅でも出動してもらえるかは、保険会社の規定で確かめてください。自宅で直す方法は自宅の駐車場でバッテリーが上がったらで紹介しています。
相談3 車両保険を付けていなくても、バッテリー上がりに対応してもらえる?
車両保険を付けていない契約で、バッテリー上がりのロードサービスは使えるのか、という質問です。
ロードサービスは、車両保険とは別のサービスとして、契約に自動でセットされている会社が多くありました。車両保険がなくても使えることが多いです。
ただし、ロードサービスを特約で選ぶ方式の保険もあるので、証券の特約欄を見てみてください。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用料金 | 無料 |
| 入力の目安 | 約47秒(年式・走行距離はだいたいでOK) |
| 査定を依頼できる数 | 最大10社 |
| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
バッテリー上がりで保険のロードサービスを使うと、等級は何等級下がりますか?
ロードサービスだけの利用なら、等級に影響しないと明記している保険会社がほとんどです。今回確かめた11社はすべてそう書いていました。車両保険など他の補償で保険金を受け取った場合は別の扱いです。
何回使っても等級は下がりませんか?
ロードサービスだけなら等級には影響しないと書く会社がほとんどです。ただし、バッテリー上がりの回数に上限を設けている会社もあり、上限を超えると無料では使えません。
バッテリー上がりが自分の過失でも、保険のロードサービスは使えますか?
上がった理由がうっかりかどうかで等級が変わるという記載は、今回確かめた範囲ではありませんでした。ただ、前回勧められた点検・交換をしないまま再び上がった場合を対象外とする会社もあります。
等級に影響しないか、どこで確かめればいいですか?
保険証券、保険会社の公式サイトのロードサービスの案内、または保険会社・保険代理店への問い合わせで確かめられます。電話の時点で「等級に関係しますか」と聞いてもかまいません。
まとめ
バッテリー上がりでロードサービスだけを使う場合、等級は下がらないと明記している保険会社がほとんどです。
気をつけたいのは、等級より回数の上限と、対象の車、事前連絡です。どこに連絡するか迷った時はバッテリー上がりはどこに連絡?、料金の比べ方はバッテリー上がりの料金を参考にしてみてください。
- ロードサービスだけの利用は等級に影響しないと明記する会社がほとんど
- 車両保険など保険金を受け取る補償を使った場合は別の扱い
- 上がった理由がうっかりかどうかより、どの補償を使ったかが大事
- 回数の上限・対象の車・事前連絡は会社と契約で違う
- 一度上がったら早めに点検しておくと、次も安心して使える





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