当サイトはJAF・電池工業会・国土交通省など公的機関や団体の公開情報と、自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。バッテリーの位置や救援の手順は車種・年式によって異なるため、お乗りの車の取扱説明書で確認してください。ロードサービスの料金や補償の範囲は契約や時期で変わるため、ご利用前に各サービスの公式情報で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
バッテリー上がりから復活したと思ったら、今度はカーナビがパスワードを求めてきて使えない。『バッテリー上がりでナビ故障?修理に出さないとだめ?』と焦っている方もいるはずです。
結論から言うと、バッテリー上がりの後にナビや時計の設定が消えるのは、故障ではなくリセットのことが多いです。ただ、パスワードが分からない時や、画面がつかない時は、販売店やメーカーに相談が必要になります。
この記事を読むと、何がリセットされるのか、どの順番で再設定すればいいかが分かります。
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バッテリー上がりの後、ナビや設定はどうなる?
バッテリーが上がったり外されたりすると、車のコンピューターやナビに記憶されていた情報の一部が消えることがあります。トヨタの取扱説明書でも、記憶されている情報が消去され、初期設定が必要な機能があると案内しています。
『昨日までの設定が全部なくなった』と驚きますよね。
車は止めている間も、時計やナビ、コンピューターの記憶を保つために、バッテリーから少しずつ電気を使っています。電池工業会も、車は使っていない時もコンピューターや時計、カーナビ、オーディオなどのバックアップ電源として電気を取り出していると説明しています。バッテリーが上がると、この記憶が保てなくなるわけです。
| 消えることがあるもの | 例 | 再設定の目安 |
|---|---|---|
| 時計・オーディオ | 時刻、ラジオの選局 | 取扱説明書を見ながら自分で設定 |
| ナビの設定 | 自宅の登録、画面の設定、パスワードの入力 | 取扱説明書。パスワードは販売店やメーカーに相談 |
| 車の機能の記憶 | パワーウインドウ、パワースライドドアの動き | 取扱説明書の「初期設定」の手順 |
| コンピューターの学習情報 | エンジンやアイドリングストップの制御 | しばらく走ると戻ることが多い。続けば販売店へ |
JAFは、バッテリーのターミナルを外すとシートやラジオの設定などは消えるが、重要な情報は残り、走行に悪影響はないと説明しています(2013年3月現在の記事)。必要以上に心配しなくて大丈夫なんです。
確認する設定のチェックリスト
バッテリー上がりやバッテリー交換の後は、時計・ナビ・パワーウインドウ・スライドドア・アイドリングストップの順に確かめていくと、見落としが減ります。
『何から直せばいいか分からない』という方は、この順番で一つずつ見てみてください。
- 時計とオーディオの設定が合っているか
- ナビが起動するか、パスワードの入力を求められていないか
- パワーウインドウが最後まで閉まり、自動で上下するか
- パワースライドドアやバックドアが正しく動くか
- アイドリングストップが働いているか
- メーターに見慣れない警告灯がついたままになっていないか

時計・オーディオ・警告灯
時計やラジオの選局は、取扱説明書を見ながら自分で設定し直せることがほとんどです。ナビと時計が連動している車では、ナビが起動すれば時刻も戻ることがあります。
ホンダの取扱説明書では、バッテリーをつなぎ直した後にACC警告灯やVSA警告灯などが一時的につく場合があり、車速20km/h以上でしばらく走ると消えると書かれています。走っても消えない警告灯がある時は、点検を受けておきましょう。
パワーウインドウ・スライドドアの初期設定
トヨタの取扱説明書では、初期設定が必要な項目として、パワーウインドウ(正常に働かない時)や、パワースライドドア(バッテリーの充電・交換後に再接続した時など)を挙げています。トヨタの電気自動車では、パワーバックドアの初期化も必要とされています。
手順は車種で違うので、取扱説明書の「初期設定が必要な項目」のページを見てみてください。
アイドリングストップが働かない時
バッテリーメーカーの案内では、アイドリングストップ車はバッテリー交換の直後にアイドリングストップしない場合があるとされています。続く時は販売店で点検を受けるよう案内していて、専用のツールでのリセットが必要な場合もあります。
放電気味の時や冬の低温時にも、車の制御でアイドリングストップしなくなる場合があるそうです。すぐに故障と決めつけず、しばらく走って様子を見てみましょう。
ECUの学習情報のリセット
ECU(エンジンなどを制御するコンピューター)は、走り方に合わせた情報を学習しています。バッテリーメーカーの案内では、交換後に学習情報がリセットされることがあっても、しばらく走れば再学習で戻るとされています。
一部のアイドリングストップ車などは、初期化の作業が必要な場合もあります。気になる時は販売店に相談してみてください。
ナビのパスワード(ナビロック)を求められた時
盗難防止のパスワードを設定できるナビでは、電源が切れた後にパスワードの入力を求められることがあります。分からない時は、何度も入力を試すより、購入した販売店やナビのメーカーに相談しましょう。
バッテリー上がりの後に「パスワードを入力してください」と出て、ナビが使えなくなる相談はとても多いです。
『そんな設定をした覚えがない』という方も多いですよね。中古で買った車や、家族が設定したナビでは、自分の知らないうちにパスワードが設定されていることもあるんです。
これは、ナビが盗まれた時に使えないようにする機能(ナビロック)が働いている状態と考えられます。故障ではないことが多いので、まずは落ち着いてみてください。
販売店に電話する時は、例えばこんなふうに伝えるとスムーズです。
「バッテリーが上がった後、ナビがパスワードを求めてきて使えません」
「ナビの型番と、車検証をお手元に用意していただけますか」
ナビの型番や車の情報を手元に用意しておくと、話が早く進みます。
- 取扱説明書や保証書の控えに、パスワードのメモがないか探す
- 家族など、ナビを設定した人に心当たりを聞く
- 思い当たらない時は、何度も適当に入力しない
- 購入した販売店か、ナビのメーカーの窓口に相談する
トヨタ純正ナビなどメーカー純正のナビは、車を買った販売店に相談するのが近道です。後から付けたナビは、取り付けたお店かナビのメーカーに問い合わせてみてください。
思いつく数字を何度も入力してしまうことです。ナビによっては、入力を間違え続けると操作できる回数が制限されることも考えられます。分からない時は、早めに相談に切り替えましょう。
バッテリー交換の前にできること
バッテリーメーカーの案内では、交換の時にオーディオ・時計・カーナビ・コンピューターのメモリーのバックアップが必要かを、事前に販売店や取扱説明書で確かめるよう勧めています。
これからバッテリーを交換する方は、パスワードを設定していないか、先に確かめておくと安心です。交換後の確認はバッテリー交換後にやることでも紹介しています。
ナビ故障か、リセットかの見分け方
画面がつく、パスワードを求められる、地図が出るなら、リセットのことが多いです。画面がまったくつかない、エラーが出て進まない、という時は故障も考えて点検を受けましょう。
『リセットなのか、壊れたのか分からない』と迷いますよね。画面の様子で見当をつけてみてください。
| ナビの様子 | 考えられること | 次にやること |
|---|---|---|
| 時計や設定が初期状態に戻っている | リセット | 取扱説明書で再設定する |
| パスワードの入力を求められる | 盗難防止機能が働いている | メモを探す。なければ販売店やメーカーへ |
| 地図やプログラムのエラーが出る | データの読み込みの不具合 | 販売店やナビのメーカーに相談する |
| 画面がまったくつかない | 電源まわりの不具合や故障 | ヒューズや配線も含めて点検してもらう |

つなぎ間違いの後にナビがつかない時
JAFは、ブースターケーブルの接続の順番を誤ると、ショートや発火の原因になると注意しています。トヨタの取扱説明書でも、ケーブルのプラス側とマイナス側の端子を接触させないよう案内しています。
救援の時につなぎ間違いをした後にナビやオーディオがつかない時は、電気の流れで部品に負担がかかったことも考えられます。自分で分解したりせず、販売店や整備工場で点検してもらいましょう。正しいつなぎ方はバッテリー上がりのつなぎ方で紹介しています。
よくある相談:バッテリー上がりとナビ
相談で多いのは「パスワードを求められて使えない」「ナビが動かなくなった」「救援の後にナビが故障した」の3つです。
知恵袋などでよく見かける相談を3つ選んで、答えていきますね。
相談1:ナビが初期化されて、パスワードを求められる
「バッテリーが上がって、ナビが初期化されたみたい。パスワードを入れないと全く使えない」という相談です。
盗難防止のパスワードが設定されていると考えられます。取扱説明書や書類のメモを探し、見つからなければ購入した販売店やナビのメーカーに相談してみてください。
相談2:バッテリーが上がって、ナビが使えない
「バッテリーが上がり、ナビが使えなくなった」というシンプルな相談も多いです。
まずは、画面がつくかどうかを見てみましょう。画面がついて設定が戻っているだけなら、再設定で使えることが多いです。
画面がまったくつかない時は、ナビの電源まわりのヒューズや配線に原因があることも考えられます。自分で内装を外したりせず、販売店や取り付けたお店で見てもらいましょう。
相談3:救援の後にナビが故障し、修理に出すことになった
「バッテリー上がりでロードサービスに来てもらったが、その時カーナビが故障して、修理に出すことになった」という相談もあります。
ナビが故障した原因は、その時の状況や車によって違います。自分で決めつけず、販売店で原因を説明してもらいましょう。
バッテリー上がりが続き、ナビの修理やバッテリー交換が重なる時は、今の車の価値と比べて考えるのもひとつの方法です。乗り換えも考えるなら、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。先に相場を知っておくと、落ち着いて決められますよ。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
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それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
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| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
バッテリー上がりでナビが故障することはありますか?
設定が消えるだけのことが多いですが、画面がまったくつかない時は故障も考えられます。救援の時につなぎ間違いをした場合は、ショートで部品に負担がかかることもあるので、販売店で点検してもらいましょう。
ナビのパスワードを忘れた時はどうすればいいですか?
取扱説明書や書類のメモを探し、見つからなければ購入した販売店やナビのメーカーに相談してください。何度も適当に入力するのは避けましょう。
バッテリー上がりの後、ECUのリセットは必要ですか?
バッテリーメーカーの案内では、学習情報がリセットされても、しばらく走れば再学習で戻るとされています。一部のアイドリングストップ車などは初期化作業が必要な場合があるので、気になる時は販売店に相談しましょう。
バッテリー交換の時にメモリーを残す方法はありますか?
バッテリーメーカーは、交換の時にメモリーのバックアップが必要かを事前に販売店や取扱説明書で確かめるよう勧めています。交換を頼む時に、ナビやオーディオの設定を残したいと伝えておくと安心です。
まとめ
- バッテリー上がりの後に設定が消えるのは、故障ではなくリセットのことが多い
- 時計・ナビ・パワーウインドウ・スライドドア・アイドリングストップの順に確かめる
- ナビのパスワードを求められたら、メモを探し、分からなければ販売店やメーカーへ
- 画面がまったくつかない時は、故障も考えて点検を受ける
- 交換の前に、メモリーのバックアップが必要か確かめておく
バッテリー上がりの全体の流れはバッテリー上がりの原因と対処、直った後にやることはバッテリー上がりが直った後にやることで紹介しています。





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