当サイトはJAF・電池工業会・国土交通省など公的機関や団体の公開情報と、自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。バッテリーの位置や救援の手順は車種・年式によって異なるため、お乗りの車の取扱説明書で確認してください。ロードサービスの料金や補償の範囲は契約や時期で変わるため、ご利用前に各サービスの公式情報で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
旅行先の駐車場で、あるいは高速道路のサービスエリアで、エンジンがかからなくなった。『こんな所でどうしよう』と、不安でいっぱいになっている方もいるかもしれません。
結論から言うと、出先でバッテリーが上がったら、まずは自分と同乗者の安全を確保すること。そのうえで、加入しているロードサービスに連絡すれば大丈夫です。
この記事では、高速道路・一般道・夜中の場面ごとに、安全確保と連絡の手順を紹介します。
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出先でバッテリーが上がったら、まず安全確保
出先では、車を直すことより、人の安全が先です。特に高速道路では、車の中や車のまわりにいること自体が危険になります。安全な場所に移ってから、ロードサービスに連絡しましょう。
『車のそばを離れて大丈夫かな』と心配になる方も多いですよね。
でも、事故や故障で止まった車の前後にいた人が、後続車にはねられる事故が多いと中日本高速道路は注意しています。車より自分の身を守ることを優先してください。
- ハザードランプをつけて、周りに止まっていることを知らせる
- 同乗者と一緒に、安全な場所へ移る
- 自動車保険の証券やJAFの会員証を確認する
- 加入しているロードサービスか、高速道路の窓口に連絡する
- 安全な場所で、救援を待つ
走行中に上がるのは、発電の不調のことも
走っている途中でライトやメーターが暗くなってきた。そんな時は、駐車中のバッテリー上がりとは別に、発電機の不調が考えられます。
JAFの記事では、オルタネーター(発電機)が故障した時はバッテリーの形をした警告灯がつき、走行中に止まることがあると紹介されています。警告灯がついたら、早めに安全な場所へ車を寄せてください。
高速道路・一般道・夜中で変わる手順と連絡先
出先といっても、場所や時間で取るべき行動が変わります。ここでは3つの場面で比べてみました。
| 場面 | 安全確保 | 連絡先 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 高速道路の本線・路肩 | ガードレールの外など安全な場所へ避難し、停止表示器材を置く | 非常電話・#9910・110番。その後にロードサービス | 本線や路肩を歩き回らない |
| 高速道路のサービスエリア | 駐車マスの中なら、車から少し離れて待つ | 自動車保険のロードサービスやJAF | エリア内の車の通り道に立たない |
| 一般道の出先(駐車場など) | ハザードをつけ、車道側に立たない | 自動車保険のロードサービスやJAF | 検索で出た業者に慌てて頼まない |
| 夜中・夜間 | 明るい場所で待つ。暗い中で作業しない | 自動車保険のロードサービスやJAF | 料金が昼と変わることがある |

道路の上ではケーブル作業をしない
ケーブルが手元にあっても、高速道路の路肩で作業するのはやめておきましょう。
西日本高速道路の案内では、本線や路肩を歩き回らないよう呼びかけ、「車内は安全地帯ではありません」と注意しています。作業は、ロードサービスに任せるのが安全です。
高速道路でバッテリーが上がったら
高速道路でのバッテリー上がりは、一般道ほど多くはありません。JAFの2025年度の統計では、高速道路の出動理由の1位はタイヤで、過放電バッテリーは4位(2,832件)でした。
ただ、止まってしまった時の危険は、一般道よりずっと大きいです。中日本高速道路が案内している手順を見ておきましょう。
- ハザードランプで後続車に合図し、停車後は発炎筒や停止表示板でさらに合図する
- 運転者も同乗者も、通行車両に注意して車を降りる
- ガードレールの外など、安全な場所に避難する
- 非常電話や「#9910」などで通報する

非常電話と#9910
高速道路の非常電話は、本線では1kmおき、トンネルの中では200mおきに置かれています。西日本高速道路の案内では、通報先は「110番」「非常電話」「道路緊急ダイヤル(#9910)」のいずれかで、#9910は携帯電話からもかけられます。
電話では、だいたいこんなふうに伝えます。
「上り線の〇〇インター付近の路肩で、車が動かなくなりました。けが人はいません」
停止表示器材は「無理のない範囲で」
道路交通法では、高速道路の本線車道や路肩で運転できなくなった時、停止していることを表示しなければならないと定められています。
ただ、西日本高速道路は、発炎筒や停止表示器材は無理のない範囲で車の後方に置くよう案内しています。置きに行く時も、後ろから来る車に十分気をつけてください。
表示をしなかった場合、故障車両表示義務違反として反則金の対象になります。警視庁の一覧表(2026年4月1日更新)では、普通車の反則金は6千円です。
- 車の中や、車の前後で救援を待つ
- 本線や路肩を歩き回る
- 忘れ物を取りに車へ戻る
- 路肩でボンネットを開けてケーブル作業をする
サービスエリアで上がった時
サービスエリアやパーキングエリアの駐車場で上がった場合は、本線ほどの危険はありません。それでも、車の通り道には立たず、建物の近くなど安全な場所で待ちましょう。
JAFの2024年4月1日改定の料金表(2026年10月時点の公式サイト掲載)では、高速道路では会員でない場合の基本料が一般道と違います。サービスエリア・パーキングエリア内で作業が終わる場合の基本料は、8時〜20時が19,630円、20時〜8時が23,540円です。
これは基本料だけの金額で、ここに作業料などが加わります。JAF会員なら、基本料・作業料は無料です。
高速道路に乗る前にできる備え
『そもそも、高速道路で止まらないようにしたい』という方も多いはずです。
警察庁の資料では、三角表示板などの停止表示器材を積んでおくよう案内しています。また、バッテリーメーカーの解説では、長距離や高速道路を走る前にバッテリー液の量を点検するよう勧めています。
- 停止表示器材(三角表示板など)を積んでいるか
- 発炎筒の場所を知っているか
- バッテリー液の量や、エンジンのかかり方に異常がないか
- 自動車保険のロードサービスの連絡先をスマホに登録しているか
一般道の出先・夜中にバッテリーが上がったら
ショッピングモールの駐車場や旅行先などで上がるケースも、よくあります。JAFの記事では、立体駐車場や空港の駐車場でのルームランプの消し忘れによる救援が多いと紹介されています。
連絡する順番
出先では、つい「近くの業者」を検索したくなりますよね。でも、まずは加入しているサービスを確かめるのが先です。
- 自動車保険にロードサービスが付いているか(保険証券やアプリで確認)
- JAFの会員か(会員証は本人だけが使える)
- 車を買った販売店のサービスに入っているか
多くの自動車保険にはロードサービスが付いていて、契約内容によってはバッテリー上がりの始動作業を無料で受けられます。ただし、回数に制限がある会社もあり、事前に保険会社へ連絡することが条件のことも多いです。
保険のロードサービスについては自動車保険のロードサービスでバッテリー上がりを直す、JAFについてはJAFのバッテリー上がり対応|会員・非会員の料金と呼び方で紹介しています。
電話で伝えることを準備しておく
ロードサービスに電話する時は、場所が分かるとスムーズです。出先だと住所が分からないこともありますよね。
- 今いる場所(店名・駐車場の階・近くの目印)
- 車の種類(ガソリン車・ハイブリッド車など)とナンバー
- 症状(セルが回らない・メーターが暗い など)
- 会員番号や保険の証券番号
スマホの地図アプリで現在地を確かめておくと、説明しやすくなります。
夜中や夜間に上がった時
夜は暗くて、ボンネットの中がよく見えません。ケーブル作業は間違いやすくなるので、無理をせずロードサービスに頼みましょう。
JAFの料金表では、一般道でのバッテリー上がりは、会員なら時間帯にかかわらず無料です。会員でない場合は、8時〜20時が21,700円、20時〜8時が25,630円と、夜間の方が高くなっています。
出先で業者を呼ぶ時の注意
国民生活センターには、外出先のコインパーキングでバッテリーが上がり、ネットで見つけた業者を呼んだら、短い作業で高額な費用を求められたという相談事例が紹介されています。
- 「基本料金〇円から」の表示だけで決めない
- 作業の内容・総額・キャンセル料を、来てもらう前に確認する
- 納得できない金額は、その場で払わず消費者ホットライン「188」に相談する
出先で上がることが続くなら
出先でのバッテリー上がりが続くようなら、バッテリーの寿命や車の発電の不調も考えられます。早めに点検を受けて、交換や修理が必要か確かめましょう。
修理や交換の費用が重なる時は、今の車を手放すことも選択肢です。下取りだけでなく買取店に売る方法もあるので、先に相場を知っておくと判断しやすくなります。
よくある相談:出先でバッテリーが上がった時
ここでは、ネットの相談サイトに寄せられている声から、よく見られるものを要約して紹介します。
相談1 前照灯を2時間つけっぱなし。至急どうすれば?
出先でヘッドライトを2時間ほどつけたままにしてしまい、バッテリーが上がったという相談です。
まずは慌てず、加入している自動車保険のロードサービスやJAFに連絡してみてください。ケーブルと救援してくれる車があれば、その場で始動できることもあります。
かかった後は、しばらく走って充電し、早めに点検を受けましょう。
相談2 家族が出先で業者を呼んだら、高い気がする
出先でバッテリーが上がり、家族がネットで調べた出張業者を呼んだところ、料金が高く感じた、という相談です。
出張業者の作業料金には、決まった相場がありません。だからこそ、呼ぶ前に総額やキャンセル料を確認することが大切です。後から納得できない時も、「188」に相談できます。
相談3 高速道路を走っていたら、メーターが暗くなった
高速道路を走っている途中で、ライトやメーターが暗くなり、ナビに電圧不足の表示が出た、という相談です。
走行中にこうなる時は、発電機など充電の仕組みの不調が考えられます。止まってしまう前に、安全な場所に車を寄せて、ロードサービスに連絡してください。
ジャンプスタートで一度かかっても、発電機が不調だと走っている間に電気が作られず、また止まってしまうことがあります。JAFも、発電機が不調だと走行中に止まることがあるので、ディーラーや専門店で早めに点検するよう案内しています。
『家まであと少しだから』と無理に走り続けるより、近くのサービスエリアや安全な場所で救援を待つ方が安心です。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
高速道路でバッテリーが上がったら、どこに電話すればいいですか?
まず安全な場所に避難し、非常電話や#9910、110番のいずれかで通報します。そのうえで、自動車保険のロードサービスやJAFに連絡しましょう。
サービスエリアでバッテリーが上がったら、自分で直してもいいですか?
駐車マスの中で、ケーブルと救援車があれば自分で直せることもあります。ただし車の通り道に気をつけ、不安ならロードサービスに頼みましょう。
夜中にバッテリーが上がったら、JAFは来てくれますか?
JAFは、会員なら24時間いつでも無料で対応すると案内しています。会員でない場合は、夜間の料金がかかります。
出先で上がった時、自動車保険のロードサービスは使えますか?
契約している車なら、多くの保険会社で使えます。回数や条件は会社によって違うので、契約している保険会社の案内で確認してください。
まとめ
出先でバッテリーが上がったら、まずは人の安全を確保すること。高速道路では車から離れて安全な場所に避難し、非常電話や#9910で通報します。
その場での対処の流れはバッテリーが上がったらどうする?対処法と手順を順番に解説、連絡先の選び方はバッテリー上がりはどこに連絡?ロードサービスの呼び方で紹介しています。
- 出先では、車を直すより人の安全が先
- 高速道路ではガードレールの外などに避難し、非常電話・#9910・110番で通報
- 路肩でのケーブル作業や、車の前後での待機はしない
- 連絡は、自動車保険のロードサービスやJAFを先に確認
- 夜間は料金が変わることがあるので、加入サービスを確かめる





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