当サイトはJAF・電池工業会・国土交通省など公的機関や団体の公開情報と、自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。バッテリーの位置や救援の手順は車種・年式によって異なるため、お乗りの車の取扱説明書で確認してください。ロードサービスの料金や補償の範囲は契約や時期で変わるため、ご利用前に各サービスの公式情報で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
ドライブレコーダーの駐車監視を使い始めてから、朝のエンジンのかかりが悪い。『ドラレコのせいでバッテリーが上がるって本当?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、駐車監視を使うと、止めている間もバッテリーの電気を使うので、バッテリー上がりの原因になることがあります。ドライブレコーダーのメーカー自身も、その可能性を案内しています。
この記事では、上がる仕組みと、駐車監視の設定を見直すポイントを紹介します。
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ドライブレコーダーでバッテリーが上がるのはなぜ?
駐車監視は、エンジンを止めている間も録画を続ける機能です。その電気は車のバッテリーから出ているので、乗る頻度が少ない車や、バッテリーが弱っている車ほど上がりやすくなります。
今まさにエンジンがかからないなら、安全な場所かを確かめ、加入している自動車保険のロードサービスやJAFの連絡先を確認しておきましょう。上がった後の手順はバッテリー上がりの原因と対処でまとめています。
走っている時の録画と、止めている時の録画の違い
走っている間は、発電機(オルタネーター)が電気を作っているので、ドラレコの電気はそこからまかなわれます。止めている間は電気を作る仕組みが止まるので、駐車監視の電気はバッテリーから減る一方です。
| 録画のタイミング | 電気の出どころ | バッテリーへの影響 |
|---|---|---|
| 走行中の録画 | 発電機が作った電気 | ほとんど気にしなくてよい |
| 駐車監視(常時録画) | 車のバッテリー | 録画する時間の分だけ減る |
| 駐車監視(動きを感じた時だけ録画) | 車のバッテリー | 待機中も少しずつ減る |
| 別売のバッテリーから電源を取る方式 | 専用のバッテリー | 車のバッテリーを使わない |
メーカーも「上がる可能性」を案内している
あるドライブレコーダーのメーカーは、駐車監視用の直接配線コードは常時電源を使うので車のバッテリーに負担がかかり、定期的な点検をすすめています。さらに、毎日乗らない人や、1日の走行が1時間以下の人、バッテリーを1年以上使っている人は、使用を控えるよう案内しています。
別のメーカーも、電圧を見て止める機能がある電源ユニットについて、車のバッテリーの状態や使い方によっては上がる可能性があると案内しています。
バッテリーメーカーの案内でも、ドライブレコーダーなどの後付けの電装品で放電が増えることがあり、バッテリーの容量アップなどの検討が必要とされています。
駐車監視の設定を見直すチェックリスト
駐車監視でのバッテリー上がりは、設定で減らせることが多いです。「録画のしかた」「電圧で止める機能」「録画する時間」の3つを見直してみましょう。
『設定なんて、買った時のままにしている』という方も多いですよね。まずは次のチェックで、今の設定を確かめてみてください。
- 録画のしかたが、常に録画か、動きを感じた時だけかを確かめた
- 電圧で止める機能(電圧カットオフ)が有効になっている
- 止める電圧の設定を、取扱説明書の案内に合わせている
- 録画する時間(オフタイマー)を、駐車時間に合わせて短めにしている
- 自宅など駐車監視がいらない場所では、オフにできるか確かめた
- 乗らない日が続く時は、駐車監視を止める運用にしている

電圧で止める機能があっても安心しきらない
あるメーカーの製品案内では、駐車監視は設定した動作時間(30分〜24時間)の途中でも、車のバッテリーの電圧が設定以下になると自動で止まり、バッテリーを守るとされています。
ただ、そのメーカーも、駐車監視の使用後はバッテリーの電圧が下がっているので、エンジンをかけて充電するよう案内しています。電圧で止まっても、バッテリーが減っていることには変わりないんです。
電圧が低いと駐車録画しない機種も
別のメーカーの取扱説明書では、駐車録画には別売の電源ケーブルと、駐車モード・電圧カットオフ・オフタイマーの設定が必要とされています。バッテリーの劣化などで電源電圧が12.0V(24V車は24.0V)に満たない場合は、駐車録画が動かないとも案内されています。
『駐車録画が急に動かなくなった』という時は、バッテリーが弱っているサインかもしれません。
「電圧で止まる機能があるから、上がることはない」と考えて、乗らない日が続く車でも駐車監視を長時間にしたままにすることです。メーカー各社とも、使い方によっては上がる可能性があると案内しています。
乗り方別に見る駐車監視の向き・不向き
毎日まとまった距離を乗る車と、週末しか乗らない車とでは、駐車監視の負担がまったく違います。乗り方に合わせて、使う・時間を短くする・使わないを決めましょう。
同じ設定でも、乗り方によって結果が変わります。目安として表にしました。
| 乗り方 | 駐車監視の考え方 | 一緒にやりたいこと |
|---|---|---|
| 毎日、まとまった距離を乗る | 設定を見直せば使いやすい | 電圧で止める機能を有効にする |
| 毎日乗るが、近所だけ | 録画する時間を短めにする | 時々まとまった距離を走る |
| 週末だけ乗る | 長時間の駐車監視は控えめにする | 平日はオフにする運用を考える |
| 何週間も乗らないことがある | 使わないか、別の電源方式を考える | 乗る前にバッテリーの状態を確かめる |
| バッテリーを長く使っている | 負担が出やすい | 交換時期かどうか点検する |
JAFの案内では、予防として週1回は30分程度走行して充電を補うことが望ましいとされています。乗らない期間の考え方は何日乗らないと上がるかで紹介しています。
駐車監視を使う前に見たいバッテリーのサイン
駐車監視は、元気なバッテリーが前提の機能です。JAFの案内では、寿命が近い症状として次のようなものが挙げられています。
- セルモーターの回転が弱い
- ライトの明るさがエンジンの回転数で変わる
- パワーウインドーの動きが遅い
- バッテリー液が減りやすい
当てはまる時は、駐車監視の設定より先に、バッテリーの点検を受けてみてください。
別のバッテリーから電源を取る方法
あるメーカーは、別売の専用バッテリーから電源を取る方式なら、車のバッテリーから電気を取らないので上がりの心配がないと案内しています。
駐車監視をしっかり使いたいけれど、乗る頻度が少ない。そんな時は、こうした方式を販売店に相談してみるのも一つです。
シガーソケット電源のドラレコやFMトランスミッターは?
シガーソケットから電源を取るドライブレコーダーやFMトランスミッターは、その差込口がエンジンを切ると止まるか、常に電気が来るかで変わります。常に電気が来る差込口なら、挿しっぱなしでバッテリーを使い続けます。
『シガーソケットにつなぐタイプでも、バッテリーは上がる?』という疑問もありますよね。
エンジンを切ると電気が止まる差込口なら、機器も止まるので駐車中に電気は使いません。一方、エンジンを切っても電気が来る差込口なら、ドラレコやFMトランスミッターが動き続けて、バッテリー上がりの原因になります。
- エンジンを切ってから、機器のランプや画面が消えるか見る
- 消えない時は、取扱説明書で差込口の電気の仕組みを確かめる
- 常に電気が来る差込口なら、降りる時に機器を抜く
- 乗らない日が続く時は、機器を外しておく

シガーソケットやUSBで使う電装品の注意はACCや電装品でバッテリーが上がるで詳しく紹介しています。
自分で配線を変える時の注意
駐車監視のために、自分で配線を常時電源に付け替える方もいます。ただ、配線を触る作業は、つなぎ間違えるとショートや故障の原因になります。
作業に慣れていない時は、整備工場やカー用品店に頼むと安心です。自分で作業する時も、保護メガネとゴム手袋を使い、取扱説明書の手順を守りましょう。
ドラレコのバッテリー上がりについて知恵袋によくある相談
「駐車監視ってそんなに心配な機能?」「皆さんどうしている?」「頻繁に上がると聞いたけど本当?」といった相談が多く読まれています。
ここでは、多く読まれている相談を要約して紹介します。
「駐車監視でバッテリーが上がるって、そんなに心配が必要?」
バッテリー上がりの原因になると聞いたけれど、実際どのくらい気にするべきか、という相談です。
答えは乗り方次第です。毎日まとまった距離を乗り、電圧で止める機能を設定していれば、気になりにくいこともあります。週末しか乗らない、バッテリーが古いといった条件が重なるほど、心配が必要になります。
「駐車監視で上がった。皆さんはどうしている?」
実際に上がってしまい、ほかの人はどう使っているのか知りたい、という相談です。
よくある工夫は、録画する時間を短くする、電圧で止める設定を見直す、自宅ではオフにする、乗らない日が続く時は止める、といった方法です。上がった後は、バッテリーの点検も受けておきましょう。
「自宅に止めている時も、駐車監視モードで大丈夫?」
自宅の駐車場でも駐車監視を使い続けていいか、という相談です。
自宅に長く止める車ほど、駐車監視の時間が長くなります。自宅ではオフにする、録画する時間を短くするなど、場所に合わせた使い分けを考えてみてください。
駐車監視を使い始めてから上がるようになった時は、ドラレコだけでなく、バッテリーの年数や止めている間のほかの電気の消費も一緒に点検してもらうと安心です。詳しくは暗電流とはで紹介しています。
何度も上がる時に考えたいこと
設定の見直しで落ち着けば、そのまま使い続けて大丈夫なことが多いです。設定を変えても何度も上がる時は、バッテリーや車の不調を疑って点検しましょう。
『防犯のために付けたのに、バッテリーが心配で使えない』というのは悩ましいですよね。
- 駐車監視の時間が長すぎた
- 電圧で止める機能を使っていなかった
- バッテリーが新しい
- 駐車監視を止めても上がる
- 交換から年数がたっている
- セルの回りが弱い
ほかの原因も含めた全体像はバッテリー上がりの原因で紹介しています。
バッテリー上がりが続くなどで今の車を手放すことを考えた時は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。先に相場を知っておくと、修理と比べて判断しやすくなりますよ。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
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よくある質問
ドライブレコーダーでバッテリーが上がることはありますか?
駐車監視を使うと、止めている間も車のバッテリーの電気を使うので上がることがあります。ドライブレコーダーのメーカーも、使い方によっては上がる可能性があると案内しています。
電圧で止まる機能があれば、バッテリー上がりは防げますか?
減らすことはできますが、上がらないとは言い切れません。メーカーも、駐車監視の後はバッテリーの電圧が下がっているので、エンジンをかけて充電するよう案内しています。
駐車監視を使わなければ、ドラレコでバッテリーは上がりませんか?
走行中の録画だけなら、電気は主に発電機からまかなわれます。ただ、常に電気が来る差込口につないでいる場合は、駐車中も電気を使うことがあるので確かめておきましょう。
ドラレコでバッテリーが上がったら、どうすればいいですか?
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FMトランスミッターでもバッテリーは上がりますか?
エンジンを切っても電気が来る差込口に挿しっぱなしにしていると、動き続けて上がる原因になります。エンジンを切った時にランプが消えるか確かめてみてください。
まとめ
- 駐車監視の電気は車のバッテリーから出ているので、バッテリー上がりの原因になりうる
- 録画のしかた・電圧で止める機能・録画する時間の3つを見直す
- 電圧で止まっても、バッテリーは減っているのでまとまった距離を走る
- 乗る頻度が少ない車は、長時間の駐車監視を控えめにする
- シガーソケット電源の機器やFMトランスミッターは挿しっぱなしに注意





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